女性に知ってほしい、「糖質制限ダイエット」の衝撃の落とし穴3選!!

糖質制限ダイエット、女性ホルモン

 

皆さん、こんにちは!B-STプロトレーナーズの 平井和歌子です^^

最近、暖かかったり、寒かったり…
寒暖の差が激しい日々が続きますが体調はいかがでしょうか?
お風邪をひいている方もちょこちょこみられます。
手洗いうがいをして健康に過ごしましょうね♪
さて、近頃の雑誌やメディアなどでは、ダイエットで色々な特集をしていますよね。

その中で【糖質制限ダイエット】と言う言葉はここ最近特に良く耳にしていると思います。
皆さんはまず、この糖質制限ダイエットとはどんなイメージをお持ちでしょうか?
大半の方は、
ご飯、パン、麺(主食)を食べないダイエット、
カロリーを摂らないダイエット、
と想像しているようです^ ^

今回の記事では、その糖質制限ダイエットの内容とメリット・デメリット、
そして女性の身体に及ぼす影響、についてご紹介していきたいと思います。

そもそも、糖質(炭水化物)とはどういう働きをするものなのか?

糖質の働きとして、大きく以下の3点が上げられます。

1 .脳と体の原動力となるもの、車に例えるとガソリンの役目に近い。

2 .生きていく中でなくてはならない栄養素の一つ(三大栄養素)。

3 .思考回路(脳の活動)をシャッキっとさせてくれます。脳の栄養分は炭水化物から糖質を抜いたブドウ糖。

つまり、生命に関わる非常に大切な栄養素になります。
【糖質制限ダイエット】とは、この重要な栄養素である糖質を、
必要最低限までカットし、カロリーを調整するダイエット方法になります♪

この【糖質制限ダイエット】は、実際身体への影響も大きく、メリットデメリットもはっきりしていますよ。
過度にやりすぎてしまうと、身体に大きな悪影響を及ぼしかねなので、最後までしっかりと読んで下さいね!

糖質制限ダイエットのメリット

1. 短期間でダイエットの結果が出やすい!

もともと糖質制限とは糖尿病の食事療法として広まりました。
どうして糖質を制限すると痩せられるのでしょうか^ ^?
それは、糖質と血糖値の関係にあります。
糖質(炭水化物)を多く含む食べ物を摂ると血糖値が上昇します。
この時、上昇した血糖値を抑えようとして、肝臓からインスリンというホルモンが生成されます。
このインスリンが過剰に分泌されると糖質と結びついて脂肪になってしまうんですね。
つまり、
 糖質量を制限 血糖値を急上昇させない=脂肪をつけない
ということになります。

糖質制限ダイエットのデメリット

1.過度に行うと低血糖状態に!

糖質制限ダイエットは、簡単に誰でも実践できるのですが、自己流で過剰にしてしまうと、
危険性もあるダイエット法になります(>△<U
最初に糖質とは普段どういう働きをするものなのかということをご紹介しましたね。
振り返ると、糖質=体の原動力となる栄養素(車に例えるとガソリンの役割)でした。
つまり、その量を極度に少なくするということは。。。
完全なるエネルギー不足(車で言うとガス欠状態)になり、頭が働かずふらふらの状態になってしまいます。

2.基礎代謝の低下

カロリーが気になって、さらに過敏に糖質(炭水化物)を抜いた場合、
体重は1週間〜2週間でしっかりと落ちるはずです。
しかしエネルギー(燃やす原料)を摂らないまま1日生活すると、
脂肪からエネルギーを摂る前に筋肉から足りない分の必要なエネルギーを補うので、筋力低下に繋がり、基礎代謝が減少します。
基礎代謝が低下してしまうと、せっかく痩せてもリバウドのし易い身体になってしまいます。
過度な糖質制限で痩せた方の多くは、食事をもとの量に戻した瞬間に、一気にリバウンドしてしまいます。
もっと言うと、元の体重よりも増えてしまう事もしばしば。

女性ホルモン、ホルモンバランス、糖質制限

3.女性ホルモンの低下

糖質制限をしている時のストレスは、女性ホルモンを減らしてしまう原因にも繋がります。
普段「女性ホルモンを分泌しなさい」と脳から卵巣へ指令を送っているのですが、
ストレスで自律神経が乱れることによって脳の機能にも影響を与えて正常に女性ホルモンの分泌指令を発信できなくなってしまうのです。
(月経不順や月経が止まる、中には不妊症などの婦人病の原因にもなりかねません!)

こんなこと、、、健康のためにダイエットしているはずなのに…真反対の事をしていますよね!
もったいない!リバウンドを防ぎ、女性ホルモンに悪影響を出したくなければ、もちろんダイエットを成功させたいのなら、3食全て主食抜きなど、極端な糖質オフにしないことがポイントです。

朝・昼はある程度は主食もとり、夜は抜く、くらいがちょうど良いかもしれません。
(ここは人によりますので、はっきりとは言えませんが。)
また魚、肉、大豆、チーズ等の適度な脂質が入っている主成分の食品は食べるようにしましょう。
また炭水化物は糖質と食物繊維でできているので、糖質が少なくなると食物繊維も自動的に足りなくなります。
それを回避するためには、食物繊維が多いキャベツ、もやし、キノコ類、海藻類を積極的に摂るようにしてみましょう(^▽^)

まとめ

糖質制限ダイエットは、上手くやればダイエット効果は高く、女性ホルモンにも良い影響を与えてくれますが、
一方で間違ってしまうと、女性ホルモンや命に悪い影響を及ぼしてしまいます。
早く結果を出したいからといって、過度な糖質制限をしないようにしましょうね。
ほどよく食べて、ほどよく運動して♪
それが皆さんの健康で楽しい未来につながる一番の近道になることでしょう!

ABOUTこの記事をかいた人

平井和歌子

ジェクサーライトジム新宿を中心に活動しております。
元々私自身太っていて、ダイエットの為にジムに通い、パーソナルトレーナーに1からサポートしてもらう内に、体をみるみる変わっていく喜びを感じる様になりました。

私自身が感じた、体の変化によって起こる、心のポジティブな変化をお伝えして行きたいとおもっています。よろしくお願いいたします。

【コンテスト実績】
JBBF主催健康美大会2015 優勝
JBBF主催健康美大会2016 第3位
オールジャパンボディフィットネス2015 第6位
オールジャパンボディフィットネス2016 第6位