皆さんこんにちは。
B-STプロトレーナーの田中です。
現在は、ジェクサー新宿にて活動をしています。
今回は、フィットネスクラブや一般家庭でも浸透してきたコロコロの棒状の
トレーニング前や後に床に横になりながら、フォームローラーでコロコロと筋肉に圧を加
論文内での表現ではSelf-myofascial release(SMR)と表記します。
多くの人がこのセルフコンディショニング法を取り入れるようにな
コンテンツリスト(目次)
1.どんな効果が期待されるの??
「セルフ筋膜リリースで可動域が広がる」
多くの研究で、
この研究では、大腿四頭筋に対して1分×
結果、セルフ筋膜リリースを行なった2分後と10分後に、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
またこちらの研究でも、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
しかもこの研究は14の研究をまとめたシステマティックレビュー
※システマティックレビュー
文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験(RCT)
https://ja.m.wikipedia.org/
2.筋肉痛に効果あり
研究において、
それでは、
2014年の研究では、次の2つの条件を用いて、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
・スクワット直後、24時間後、48時間後に、
・スクワット後に何もしないグループ
両グループともスクワットは10回×10セット
1-10の主観的筋肉痛のレベルを自己申告で、24、48、
結果、セルフ筋膜リリースを行なったグループは、
2015年に同じ研究者によって行われたこちらの研究でも似たよ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
10×10スクワット後24時間、48時間、
その4週間後、再び同じようにスクワットを行い、24時間後、
それに加えて今回はフォームローラーを使います。
筋膜リリースは下肢の各部位45秒×1セット実施し、
スクワットを行った直後、24時間後、
結果
・24時間、48時間経過時の筋肉痛が大幅に軽減
・筋肉痛によるパフォーマンスの低下も若干抑えた
という結果が見られました。
筋膜リリースは筋肉痛を軽減してくれることがわかりました。
できれば筋肉痛になってから入念に行うよりも、
運動直後に筋膜リリースを行ったのに翌日筋肉痛になった場合、
結果から考えられるフォームローラーでの筋膜リリースの実地時間
・可動域を広げたい場合
1つの部位に対して1〜2分間くらい
・筋肉痛を和らげたい場合
トレーニング直後に1つの部位に対して1分間くらい。
注意点
よくツボ押しマッサージ感覚でゴリゴリ押し付ける光景を見かけま
強すぎる力を加えることは身体にとって危険なだけでなく、
筋肉痛や可動域の向上という目的でアプローチしたいのはそれほど
柔軟性やジャンプに関するパフォーマンスの影響に関してフォームローラーの強さによる効果の違いも研究されたみたいですが、強さによる効果の差はなかったみたいです。
痛みを我慢してキツく行っても効果は変わらないので、