こんにちは。

B-STプロトレーナーズの岡田です。

現在、ティップクロス渋谷で活動をしています。

今回は、トレーナーの先輩でもあり、尊敬する男

「漆畑ヴィクトルの勝つための大会前日の過ごし方」

についてこれからコンテストに出場を考えている方にとっては数ある中の調整方法の1つとして参考になるはずです。

一般の方でも、コンテスト出場者の知らない世界を知れます。

 

1.はじめに岡田の役割

後半の記事では大会当日の内容を書くのですが、最初に私のコンテスト当日、私がヴィクトルさんに会場まで同行させていただき、お手伝いした内容を紹介させていただきます。

各選手は、本番直前に自分の身体をステージ上でカッコよく大きく見せるためにパンプアップといって筋肉に刺激を与えます。その時に必要なダンベルやゴムチューブを選手が疲れないように持っていきました。

時には私も補助として、腕が上がらなくなりそうなところで下から持ち上げて肩に刺激が入るようにしたり1人ではできないところまで追い込むこともしました。

また、選手は考えられた食事コントロールをして減量を数ヶ月行います。コンテスト1日〜2日から過酷な減少をしてきた選手たちは枯渇した身体にエネルギーを供給するために食べ始めます。当日も当然食べ物を入れるので、そのための水や蜂蜜など必要な食べ物があるので持ち運びやマネージャー業務を行いました。

これも選手が当日、ベストパフォーマンスができるための大変重要な仕事であります。

 

2.コンテスト前日の最終調整「水抜き」

コンテストはほとんどが土日に行われます。本番は日曜日だったので、土曜日の仕事終わりに重要な最終調整を行ってきました。

その日は強く雨が降っていました。ヴィクトルさんは15時まで仕事をし、移動して全身鏡があるスタジオを借りてポージングの最終確認を行いました。

サマースタイルアワード(SSA)はポージンング中にとても動きが多いので、念入りに確認しすぎるぐらいでちょうどいいです。ポージングが下手だとせっかく必死で作った身体の良さが出ないため上位には行けないのです。

スタジオは17時から借りていたのでそれまで「カーボアップ」を少しずつしながらゆっくりしていました。カーボアップとは炭水化物を食べることです。ただし、条件として絞れていること、3、4日炭水化物の量を無しにして筋中のエネルギーを枯渇状態にさせた人のみができることです。

17時〜18時までポージングを念入りに確認していました。細かく最後の最後で指先をどうするまで考えていました。そのスタジオでも少し暑めにあえてして少し水を抜く様子がありました。その後水抜きに一緒に行きました。

数日間、水分摂取をヴィクトルさんはコントロールしていたのでそんなに水が出ないと思っていましたが、サウナではまだまだ体内から水分が出てきました。

特に背中と胸あたりから出ていたのが印象に残っています。その隣で、何も絞っていない私は全身からナイアガラの滝のような止まることを知らない、常に勢いよく毛穴から汗が放出されていました。笑。

サウナには1回当たり、6分入っては外に出て3分ほど水風呂に入りました。それを1セットとして、合計5セット行いました。私はサウナが苦手で大変キツく何回か水を浴びに出ていました。笑。

そんな僕を横目にヴィクトルさんは静かに耐えていました。最後の2セットはなんと、12分ぐらい入っていました。そこで最後の一絞りが完成したなと側で見ながら感じました。

水抜きも、やり過ぎてしまって逆に身体がしぼみ過ぎてしまう危険もあるため、1セット終わったら鏡で確認したり、同行者と見合って話をします。

水抜きが終わって体重を測定し、700g体重の変動があったため、しっかり水抜きができ、肌の質感がサウナに入る前と変わって、筋肉と皮膚の間に余計なものがなく、パリッとしていました。

努力の結晶を触らせていただきましたが本当に皮一枚って感じでした。ここまでの身体を作るのにどれだけの精神力と忍耐力が必要なのか。私は常に近くで見ていたのでよくわかります。

最後に明日の大会前に筋肉に張りが出るようにするための必要なカーボ(炭水化物)や食べ物をスーパーで買って帰宅されました。

これが大会前日の流れです。

次回は、いよいよ大会当日のお話をさせていただきますので皆さん楽しみにしていてくださいね。