まさに彫刻!日本トップクラスの美筋の秘密

 各種コンテストにおいて入賞総なめのボディメイクスペシャリスト集団B-STをまとめる代表、川辺大輝。
川辺といえば、
筋肉の大きさもさることながら、
とにかく整った筋肉で、体の綺麗さが際立ちます。
どうやったらこんなに綺麗な体を作れるのか、
トレーニングと食事の両面からのインタビューによりその秘密を探ってみたいと思います。
と、その前に、
【川辺大輝とは】
川辺大輝 
ボディコンテスト優勝経験者が数多く集う、株式会社B-STの代表取締役。某大手フィットネスクラブのパーソナルトレーニング売上全国1位を3年キープし、独立。今もなおトレーナーとしてクライアント様の体作りをサポートしながら、トレーナーの育成に力を注いでいる。ボディコンテストでは日本トップレベルの成績を収める。
ベストボディ


《受賞歴》
・フィットネス情報誌NEXT主催、トレーナーオブザイヤー2014審査員特別賞受賞
・ベストボディジャパン2015札幌大会グランプリ
・ベストボディジャパン2015日本大会4位(フレッシャーズクラス)
・2016サマースタイルアワードノービス大会 準グランプリ(ビースティー部門)

*****ではここからインタビューです******

木下(以下、「木」)「まずは率直に、トレーニングの観点では、どうやったらこんなに綺麗な体を作れるんでしょうか?」

川辺(以下、「川」)「私もまだまだの身体ではありますが(笑)だだ、しいて言えることはとにかく基本を大事に。といったのを常に意識しているだけです。
『1フォーム 2重さ 3鍛える筋肉を意識してピンポイントで効かせる』
ですね。」

木「なるほど。それぞれ具体的に教えてもらえますか?」

川「はい。まずはフォーム。
ここはとにかく大事です。ただデカくしたいだけなら高重量トレーニングをひたすらやれば良いでしょう。しかしメリハリボディを目指すには決まった動きを正確やる必要があります。
人間の体の動きは決まっているので、ターゲットを的確に狙えるフォームを徹底します。
どんなにトレーニングをしても、フォームが間違っていれば、綺麗に筋肉はつかず、いびつな形になってしまいます。また、狙いたい部位に上手く伝わっていなければ、そもそもトレーニングの効果も半減してしまいます。
ベンチプレス一つとっても、肩の位置、肩甲骨の寄せ方、胸の張り、手首の角度などを徹底し、
胸で上げる比率が限りなく100%に近くなるようにします。」
続いて重さです。
これは部位、種目によるので一概に言えませんが、基本的には6~12回に設定しています。
ただ重いものをあげるのが目的ではなく、フォームを崩さず6~12回あげられる重さを意識してます。はじめは大きく動かすようにし、最後は小さくとで追い込むことが多いです。たまに逆にする場合もあります。
最大可動域を広げることと怪我の予防の為、ストレッチも日々欠かさず行っています。
最後に、鍛える筋肉をピンポイントで鍛えるという点ですが、
大筋群の鍛え方を理解されている方は多いかもしれませんが、よりマニアックな筋肉を鍛えるためにはより専門性が必要になってきます。
よりかっこいいボディラインを目指したり、コンテストで入賞を狙うためには、いかに細かい筋肉を効果的に鍛えるかというのは非常に大きなポイントになります。
ここに関しては、マニアック過ぎて文章では伝えつらいので、研究しまくるしかないですね。(笑)
とにかく、1レップ、1レップを大切に。この1レップは一生戻ってこないのです。」
彫刻

木「なるほど。基本に忠実にと言いながら、その基本の奥が深そうですね。(笑)
これまでどうやってその精度を上げていったのですが?」

川「姿勢や角度については、若い頃は先輩トレーナーによく教えてもらいました。
そして自分で研究しまくりました。
ネットの情報は今ほど多くはなかったので、専門書で勉強したり、とにかく頭を使って研究、実践していたので、今はそれがとても活きています。
そして今でも、定期的にビーストのトレーナーに姿勢をチェックしてもらうことをしています。定期的にチェックしないと、気づかない間にずれてきちゃったりしますからね。」
木「うむ。これまでかなり研究されてきたんだなというのがよく伝わります。
ちなみに今はトレーニングの頻度はどれくらいやられてますか?」

川「今は経営の仕事も中々忙しいため、本当はもっとやりたいのですが、何とか週3~4回トレーニングする時間を作っているといった感じですね。1回あたりは大体90分くらいです。」
木「思ったより少ないですね!それでもどんどん体を進化させている川辺さん、さすがです。では食生活で心がけていることはどんなことでしょうか?」

背中

川「減量中以外はあまり気にせず、好きなものを食べています(ジャンクなものはできるだけ避けますが)。
日々意識していることはやはり、たんぱく質を多めということですね。
プロテインは7杯以上。肉を多めに食べるようにしてます。
1日のたんぱく質量の目安は250gにしてますね。
食事だけでとってしまうと、とんでもないカロリーになってしまうため、プロテインは必須アイテムになってます。」
木「なるほど。食べたいものを食べるといっても、川辺さんって増量期がないですよね?
増量期はなぜ作らないんですか?
(年間通して10%以下をキープしてます)」

川「トレーナーとしてダイエット指導をするので、例え増量期という名目があったとしても、太る訳にはいかないんです。
プロのトレーナーとしては、体が商品価値とも思っているので、太らないようには心がけていますが、少し注意すれば全く問題はないです。ちなみに、増量期を作らなくてもプロテインがあれば筋肉は大きくなりますね。今はプロテインがとても美味しいので、飲むのが楽しみで、逆に飲まないと落ち着かないです。
増量して体を大きくしても、一気に減量をすれば、脂肪を燃やすと同時に筋肉もだいぶ落ちてしまうので結果的にあまり変わりはないと思います。
常にカッコ良く、お客様から尊敬される体というのがモットーです。」
木「なるほど。トレーニング方法や食事管理、基本に忠実といえど、簡単ではなさそうですね。どうやったら実践できるのでしょうか?」

川「まずは教えてもらうことだと思います。
受験勉強をするとき、塾通いましたよね?
社会人になったら、色んなマナーを教えてもらいましたよね?
テニスやゴルフもレッスンにて教えてもらったりすると思います。

筋トレも一緒です。
しっかり体を変えようと思ったら、
まずは教えてもらう必要があると思います。
塾に通わなくても勉強はできるけど、塾に通ったほうが効率が良い、といったイメージですね。
しっかりと、実践しているプロに教えてもらうこと。まずはこれに尽きると思います。
そうして、自分で実践できる幅を広げていくといいと思います。」

木「なるほど。少し川辺さんの秘密がわかった気がします。
基本に忠実に、その基本をどれくらい深いレベルでやれるか。
そのためにはまずは教えてもらって、
体に染み込ませるということですね。
ありがとうございます。」

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B-ST MAGAZINE編集部

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